- 活動期間
- 4 月 14 日〜4 月 30 日
- 例年の極大
- 4 月 22 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 18
01 / 現象の概要
こと座流星群を知る
こと座流星群は 4 月下旬に極大となり、平年は 1 時間に十数個ほどです。しかし人類が最も早く書き残した流星群のひとつで、中国の古典にある紀元前 687 年の「星が雨のように降った」という記述は、一般にこの流星群を指すと考えられています。母天体は周期約 415 年の長周期彗星です。
ときおり訪れる爆発的出現
こと座群の出現数は安定していません。1803 年、1922 年、1982 年には 1 時間に百個近くに達する短時間の爆発があり、ダスト帯の中の濃い筋を地球がたまたま横切ったためとみられます。この種の爆発は事前予測が難しく、平年の観測にもわずかな期待を残します。
四百年に一度だけ戻る母彗星
C/1861 G1(サッチャー)彗星が前回近日点を通過したのは 1861 年で、次は 23 世紀まで戻りません。私たちが毎年目にしているのは、過去の回帰で軌道上にまかれ、今もゆっくり広がり続けているダストです。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 活動期間
- 4 月 14 日〜4 月 30 日
- 例年の極大
- 4 月 22 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 18
- 母天体
- C/1861 G1(サッチャー)彗星
- 起こる頻度
- 毎年 4 月下旬
データと計算について
活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。
03 / 観測のヒント
どう見るか
- 放射点は深夜過ぎに高く昇り、後半の時間帯が最も条件に恵まれます。
- 明るさは中程度で、都市近郊でも明るい流星なら見えます。
- 極大が満月と重なる年は、月明かりで見える数が大きく減ります。
04 / 出典