- 活動期間
- 4 月 19 日〜5 月 28 日
- 例年の極大
- 5 月 6 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 50(南半球)
01 / 現象の概要
みずがめ座η流星群を知る
みずがめ座η流星群のダストは 1P/ハレー彗星に由来します。5 月初め、地球はその軌道の入り側を横切り、流星は秒速約 66 km で大気に突入します。速度が速く、数秒続く痕を残すことも少なくありません。放射点は天の赤道のやや南にあり、観測地の緯度が南であるほど見える時間は長くなります。
なぜ南半球が有利なのか
放射点が昇るのは夜明け前です。北半球の中緯度では地平線を離れた直後に空が明るくなり、有効な時間は 1 時間ほどしかありません。南半球なら数時間の暗夜が使えます。同じ流星群でも、緯度によって数えられる出現数は数倍変わります。
同じ彗星が生むもうひとつの流星群
10 月には地球がハレー彗星の軌道の反対側を横切り、オリオン座流星群となります。二つの流星群の速度がともに上限近いのは、ダストが同じ逆行軌道を回っているからです。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 活動期間
- 4 月 19 日〜5 月 28 日
- 例年の極大
- 5 月 6 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 50(南半球)
- 母天体
- 1P/ハレー彗星
- 起こる頻度
- 毎年 5 月初め
データと計算について
活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。
03 / 観測のヒント
どう見るか
- 有効なのは夜明け前の 2 時間だけで、南に行くほど余裕が生まれます。
- 流星は速く痕もはっきり残るため、長時間露光の撮影に向きます。
- 南東の開けた地平線を向きましょう。放射点だけを見つめる必要はありません。
04 / 出典