- 活動期間
- 11 月 6 日〜11 月 30 日
- 例年の極大
- 11 月 17 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 15(爆発年を除く)
01 / 現象の概要
しし座流星群を知る
しし座流星群は 11 月 17 日ごろに極大となり、平年は 1 時間に十数個ほどです。しかし歴史上最も壮観な流星嵐を生んだ群でもあり、1833 年と 1966 年には 1 時間に数千から数万個という報告が残されています。こうした爆発は、母彗星 55P/テンペル・タットルの約 33 年の回帰周期と結びついています。
ダストの筋と流星嵐
彗星は回帰のたびに新しいダストの筋を残します。地球が若く密度の高い筋をちょうど横切ると、出現数は一〜二時間のうちに跳ね上がります。1999 年から 2002 年にかけての爆発は事前に予報されており、流星天文学にとって重要な検証となりました。
太陽系で最も速い流星
しし座流星は秒速約 71 km で正面から大気に突入し、主要な流星群の中で最速です。速度が高いほど痕跡は明るくなり、数秒続く流星痕も残りやすくなります。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 活動期間
- 11 月 6 日〜11 月 30 日
- 例年の極大
- 11 月 17 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 15(爆発年を除く)
- 母天体
- 55P/テンペル・タットル彗星
- 起こる頻度
- 毎年 11 月中旬
データと計算について
活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。
03 / 観測のヒント
どう見るか
- 放射点が昇るのは深夜過ぎで、流星群が本領を発揮するのは後半の時間帯です。
- 平年の出現数は多くないため、短時間ではなくじっくり待つ観測に向いています。
- 爆発が見込まれる年には専用の予報が出ます。早めに確認しておく価値があります。
04 / 出典