- 活動期間
- 12 月 4 日〜12 月 20 日
- 例年の極大
- 12 月 14 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 150
01 / 現象の概要
ふたご座流星群を知る
ふたご座流星群は 12 月 14 日ごろに極大となり、理想的な空では 1 時間に 100 個を超えます。一年で最も出現数が多く、最も安定した流星群です。放射点は夕方には昇っているため一晩中観測でき、速度は秒速約 35 km とやや遅めで、明るい流星は黄白色を帯びることがよくあります。
小惑星が生む流星群
多くの流星群は彗星に由来しますが、ふたご座群の母天体は小惑星 3200 ファエトンです。近日点距離はわずか 0.14 AU で、太陽に近づくと表面が熱で割れてダストを放出します。その振る舞いは小惑星と彗星の中間にあります。ダスト帯は今も濃くなり続けており、ふたご座流星群はこの一世紀のあいだ次第に活発になっています。
初心者に向いた流星群
放射点は夕方に昇り、出現数は多く速度は遅めなので、都市の外れでも明るい流星なら見えます。唯一の代償は 12 月の寒さです。リクライニングチェアと十分な防寒具は、どんな機材よりも役に立ちます。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 活動期間
- 12 月 4 日〜12 月 20 日
- 例年の極大
- 12 月 14 日ごろ
- 理想条件での ZHR
- 約 150
- 母天体
- 小惑星 3200 ファエトン
- 起こる頻度
- 毎年 12 月中旬
データと計算について
活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。
03 / 観測のヒント
どう見るか
- 放射点は夕方には昇っているので、深夜まで待つ必要はありません。
- 流星は遅く軌跡も長いため、固定撮影の星景写真に向いています。
- 横になって天頂付近を広く眺めるほうが、放射点を追うより効率的です。
04 / 出典