- 位置関係
- 太陽・地球・惑星がほぼ一直線
- 見える時間帯
- 一晩中
- 木星の衝の間隔
- 約 13 か月
01 / 現象の概要
衝を知る
外惑星の黄経が太陽と 180° 違い、地球がちょうどそのあいだに入る瞬間が「衝」です。このとき惑星は日の入りとともに昇り、日の出とともに沈んで一晩中見えます。地球との距離も最接近に近く、最も明るく、望遠鏡で見える面も最大になります。
衝の間隔は会合周期で決まる
木星の衝は約 13 か月ごと、火星は約 26 か月ごとに訪れます。違いを生むのは、地球とその惑星の角速度の差です。惑星が太陽から遠いほど、地球が追い越すのに要する時間は 1 年に近づきます。
すべての衝が同じ近さではない
火星の軌道は離心率が大きく、「大接近」の衝では約 0.37 AU まで近づきますが、通常の衝では 0.6 AU を超え、見かけの直径は倍近く違います。土星では環の傾きが衝のときの明るさを左右します。同じ惑星でも、衝ごとに条件は同じではありません。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 位置関係
- 太陽・地球・惑星がほぼ一直線
- 見える時間帯
- 一晩中
- 木星の衝の間隔
- 約 13 か月
- 火星の衝の間隔
- 約 26 か月
- 起こる頻度
- 外惑星では 1〜2 年に一度
データと計算について
活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。
03 / 観測のヒント
どう見るか
- 惑星は真夜中ごろに最も高くなり、シーイングも最も安定します。
- 衝の前後数週間は、観測条件がほぼ最良のまま続きます。
- 水星と金星は地球の内側を回るため、衝になることはありません。
04 / 出典