ORBIT 太陽系の旅

月と月相 Lunar phases

月相

ひと月に見せる八つの姿

月の照らされた半球が地球に向く角度が変わることで、ひと月の満ち欠けが生まれます。

3D観測台で見る
朔望月
29.53 日
恒星月
27.32 日
八つの月相
新月・三日月・上弦・十三夜(凸月)・満月・寝待月(凸月)・下弦・有明月

01 / 現象の概要

月相を知る

月は自ら光らず、太陽が照らすのは常にその半分だけです。月が地球を回るにつれて、私たちに見えるその半球の割合が変わります。新月から満月を経て再び新月に戻るまでは平均 29.53 日で、これをひと朔望月といいます。

なぜ朔望月は公転周期より長いのか

恒星を基準にすると、月が地球を一周するのは 27.32 日です。しかしそのあいだに地球も軌道上を約 27° 進むため、月は太陽・地球・月の同じ位置関係に戻るまでに、さらに 2 日あまり進まなければなりません。前者が恒星月、後者が私たちのなじんでいる月相の周期です。

上弦と下弦の見分け方

上弦の月は新月の約 7 日後に現れ、夕方の南の空にあって、明るい側は西を向きます。下弦の月は満月の約 7 日後で、夜半過ぎに昇り、明るい側は東を向きます。「上弦は宵の空、明るい側は西」と覚えておけば、取り違えにくくなります。

02 / 主要データ

主要パラメータ

朔望月
29.53 日
恒星月
27.32 日
八つの月相
新月・三日月・上弦・十三夜(凸月)・満月・寝待月(凸月)・下弦・有明月
地球の影との関係
まったくない
起こる頻度
周期は約 29.5 日
データと計算について

活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。

03 / 観測のヒント

どう見るか

  • 上弦・下弦のころの明暗境界線の付近では、クレーターの影が最も長く立体的に見えます。
  • 満月は正面から照らされるためコントラストが最も低く、細部を見るには不向きです。
  • 新月から 2〜3 日後の細い月には地球照が伴うことが多く、暗い部分まで見えます。

04 / 出典

信頼できる出典

NASA Science — Moon PhasesNASA Science — Moon Facts