- 成立の条件
- 新月で、月が黄道の交点近くにあること
- 皆既帯の幅
- ふつう 300 km 以下
- 皆既の継続時間
- ふつう 7.5 分以内
01 / 現象の概要
日食を知る
日食が起こるのは新月のうち、月が黄道の交点近くにあるときです。月の本影は地表に、ふつう幅 300 km に満たない細い帯を描きます。皆既が見えるのはその帯の中だけで、周囲の広い範囲では部分食になります。月がやや遠いときは本影が地表に届かず、金環食となります。
皆既食・金環食・金環皆既食
月の視直径は距離によって約 29.4′〜33.5′、太陽は約 31.6′〜32.7′ の範囲で変化します。月のほうが大きければ皆既食、小さければ光の環が残って金環食です。まれに、帯の中央では皆既、両端では金環となる日食があり、これを金環皆既食といいます。
サロス周期
よく似た日食は 6,585.3 日(約 18 年 11 日 8 時間)ごとに繰り返します。これをサロス周期といいます。余分な 3 分の 1 日のために、食帯は毎回およそ経度 120° 西へずれます。同じ場所が次の皆既食に出会うまで長く待つのは、このためです。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 成立の条件
- 新月で、月が黄道の交点近くにあること
- 皆既帯の幅
- ふつう 300 km 以下
- 皆既の継続時間
- ふつう 7.5 分以内
- サロス周期
- 約 18 年 11 日 8 時間
- 起こる頻度
- 年に 2〜5 回
データと計算について
活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。
03 / 観測のヒント
どう見るか
- 皆既の最中を除き、どの段階でも規格に適合した太陽フィルターが必要です。
- ふつうのサングラス、感光済みフィルム、減光の足りない機材はいずれも危険です。
- 観測台の「天象シミュレーション」は今後の日食を一覧でき、食の最大の瞬間へ移動できます。
04 / 出典