ORBIT 太陽系の旅

太陽と地球 Perihelion and aphelion

近日点と遠日点

太陽に最も近いとき、北半球は冬

地球の軌道は真円ではなく、太陽との距離は一年で約 500 万 km 変わります。

3D観測台で見る
近日点の時期
1 月初め
近日点距離
約 1 億 4710 万 km
遠日点の時期
7 月初め

01 / 現象の概要

近日点と遠日点を知る

地球は毎年 1 月初めに近日点を通過し、そのときの距離は約 1 億 4710 万 km。7 月初めには遠日点に達し、約 1 億 5210 万 km になります。差は約 3.3% で、太陽の視直径や地球が受ける日射量もそれに応じて変わりますが、四季の原因ではありません。

距離の変化はどれほど効くのか

日射量は距離の 2 乗に反比例するため、近日点では遠日点より約 6.8% 多くなります。これに対し、地軸の傾きによる季節差ははるかに大きく、北半球の夏至と冬至では南中高度が 47° も違います。四季が距離ではなく傾きで決まる直接の証拠です。

北半球の冬半年は短い

ケプラーの第二法則により、地球は近日点の近くでより速く進みます。北半球でみると、秋分から春分までは約 179 日、春分から秋分までは約 186 日です。つまり北半球の冬半年は、夏半年より 1 週間ほど短いことになります。

02 / 主要データ

主要パラメータ

近日点の時期
1 月初め
近日点距離
約 1 億 4710 万 km
遠日点の時期
7 月初め
遠日点距離
約 1 億 5210 万 km
起こる頻度
年に 1 回ずつ
データと計算について

活動期間・極大日・出現数はいずれも複数年の平均値で、実際には年ごとに多少異なります。観測を計画する際は、その年の予報をご確認ください。

03 / 観測のヒント

どう見るか

  • 同じ機材で 1 月と 7 月に太陽面を 1 枚ずつ撮れば、視直径を比べられます。
  • 太陽の観測には必ず専用のフィルターを使います。例外はありません。
  • この程度の距離の変化では、気温に感じ取れるほどの差は生まれません。

04 / 出典

信頼できる出典

NASA Science — Earth FactsNOAA National Weather Service — Seasons