氷巨大惑星 NEPTUNE
海王星
遠い青い世界に吹く、激しい風
8惑星で太陽から最も遠い惑星です。冷たい大気には強力な嵐があります。よく見る濃い青の画像は強調されており、自然な色はもっと淡くなります。

- 平均半径
- 24,622 km
- 太陽からの平均距離
- 30.069 AU
- 公転周期
- 164.8 年
01 / 概要
海王星を知る
海王星に届く日光は弱いものの、大気は静かではありません。強風と変化する嵐が雲を動かし、内部からも熱が放出されます。発見には数学的予測が大きく関わり、逆行する衛星トリトンは、捕獲を含む歴史を示唆しています。
弱い日差しの下で活動する大気
海王星の雲には巨大な暗い嵐が現れますが、固定した地形ではなく変化します。メタンに加え、画像の色処理も見た目の印象に影響します。地球のように立てる固体の外表面はなく、内側ほど高圧の環境になります。
数学が導いた惑星の発見
天王星の運動のずれから、別の惑星の重力が推測され、計算が1846年の海王星発見につながりました。公転には約165地球年かかり、発見後最初の一周を終えたのは2011年です。その長さも外側の太陽系の広大さを物語ります。
02 / 主要データ
主要パラメータ
- 平均半径
- 24,622 km
- 太陽からの平均距離
- 30.069 AU
- 公転周期
- 164.8 年
- 自転周期
- 0.67 日
- 天然衛星
- トリトンなど
- 質量(概算)
- 1.024 × 10²⁶ kg
- 平均密度
- 1.638 g/cm³
- 赤道の重力加速度
- 11.15 m/s²
- 脱出速度
- 23.56 km/s
- 直径(平均半径より)
- 49,244 km
- 軌道離心率(概算)
- 0.00859
- 軌道傾斜角(概算)
- 1.77 °
- 自転の方向
- 順行
データと計算について
半径は平均値です。軌道データは天体の大きさと運動を説明するものです。
03 / 関連知識
さらに詳しく
大気と内部5
海王星の上空の風は、地球での音速を超える速さになることがあります。
海王星の大気中のメタンは赤い光を吸収し、見た目の色に影響します。
海王星の大暗斑は大気の嵐です。こうした嵐は発生し、変化し、消えていきます。
海王星は太陽から受け取る以上のエネルギーを放出しています。
海王星には地球の地面のように立てる固体の外表面がありません。
発見と衛星5
海王星は1846年、数学的な予測を手がかりに発見されました。
ボイジャー2号による1989年の海王星通過は、重要な近接探査でした。
海王星には淡い環があり、物質の偏りによって弧状になっている部分があります。
トリトンは海王星の自転とは反対方向に公転しています。
海王星は2011年、発見以来初めて太陽の周りを一周しました。
大きさと軌道20
海王星の平均直径は約49,244kmで、平均半径の2倍です。
球と近似すると、海王星の赤道一周は約154,705kmです。
海王星の平均半径は、地球の約3.86倍です。
平均半径から計算すると、海王星の体積は地球の約57.7倍です。
平均距離で考えると、太陽光が海王星に届くまで約250.1分かかります。
海王星の1年は、約164.77地球年に相当します。
海王星の恒星自転周期は約16.1時間です。
本サイトの軌道要素では、海王星の近日点の太陽からの距離は約29.81AUです。
本サイトの軌道要素では、海王星の遠日点の太陽からの距離は約30.33AUです。
平均距離の円軌道で近似すると、海王星の公転速度は約5.4km/秒です。実際の速度は軌道上の位置で変わります。
楕円軌道では太陽は焦点の1つにあり、楕円の幾何学的な中心ではありません。
同じ楕円軌道では、天体は通常、太陽に近いほど速く動きます。
離心率が0なら円です。1に近づくほど楕円は細長くなります。
恒星日は遠い恒星を基準にし、太陽日は太陽が同じ子午線に戻るまでの時間です。
自転軸の傾きは各緯度への日光の当たり方を変え、季節を生む重要な要因になります。
肉眼で見る惑星の輝きは、主に反射した太陽光です。
軌道傾斜角には基準面が必要です。太陽系の惑星では地球の軌道面をよく使います。
表面重力には質量と半径の両方が関わり、大きな天体ほど強いとは限りません。
太陽系は静止した平面図ではなく、惑星は基準の軌道面の上下にも移動します。
望遠鏡は光が天体を出発した時の姿を見せます。通常、遠いほど光が届くまでの時間も長くなります。
04 / 出典
